言語化の巣

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不動産会社を使わない部屋探し(後編)

昨日書いた記事の続きだが、過去に大家さんは家賃保証会社を使っていなかった頃、苦い思いをしたという。

不動産会社を使わない部屋探し(前編) - 言語化の巣

 

以前大家さんの部屋を借りたある人は、第一印象は真面目な好青年だったそうだがある時期から家賃が滞納するようになったという。

どうやら会社を辞めてフリーターになっていたらしく、収入が不安定になり支払が難しくなったそうだ。大家さんが何度督促しても家賃を払ってもらえない日が続き、ついに滞納したまま夜逃げをされてしまったという。

 

連絡を取ろうにも携帯を変えられて電話が繋がらず、また連帯保証人の親に連絡しても「息子とはもう縁切ったから関係ありません」の一点張りで支払ってくれなかったそうだ。

法律的には裁判所からの命令で差し押さえなどが出来るそうだが、実際は大家さんの泣き寝入りで終わってしまうことが多く、この大家さんもご多分に漏れなかったそうだ。

 

東京都心の賃貸は家賃保証会社必須の物件が多く、費用が嵩むので正直辟易していたがこういう裏事情があるのなら仕方ないな、と思った。

 

不動産会社を通さず直接契約する場合は、尚更きちんと信用できる借主を見定めているのであろう。

 

今回保証会社を付けずに済んだのは、大家さんは私の上司の連絡先を知っているため、万が一滞納した場合は直接上司に連絡を取り、私を怒ってもらえるので効果的な督促ができる、というのが理由の一つのようだ。(これは地味に効く。。。)

 

なんにせよ、オーナーの生の声が聞けて勉強になった。

これからもこういう繋がりを大事にしていこうと思う。