お金と情報の価値が逆転する…?
メタップスの代表の記事に、面白いことが書かれていた。
ポスト資本主義社会を考えてみた:『価値主義』と『情報経済』 | 佐藤航陽のブログ
特に興味深かったのが、将来的にお金と情報の価値が逆転するのではないか、という箇所だ。
数十年後には「情報」の持つ価値が「お金」の持つ価値を完全に超えてしまい、情報そのものが経済を成立させ始めるような予感がします。今は情報があってもお金が無いと大した事はできませんが、将来はお金があっても情報がなければ何もできないようになるかもしれません。
(中略)人の数万倍の処理能力があるコンピュータが弾きだした「答え」を疑う人は少なくなっているでしょう。その答えを書き換えられる立場にある存在は、実質的には 価値”そのもの”をコントロールすることができてしまいます。
現在のビジネスではプラットフォームを拡大し、価値のある情報を独占出来るものが勝つという定石がある。
これが極限まで進むとお金と情報の価値が入れ替わるというのは面白い。
日本では貯金のようにお金を持ってさえいれば安心という風潮があるが、近い将来それが通用しなくなるかもしれないと考えると恐ろしいものがある。
少し話が飛躍するかもしれないが、個人レベルに落とし込むと現金をため込むよりもそれを活用し、自己の価値を高めた方がいいのではないかと思った。