観て盗む。
昔の人は何かを習得するとき、教えてもらうのではなく観て盗んだという。
不器用な人だと最初は習うよりも上達が遅く大変だと思うが、主体性が増し工夫する回数が増えて徐々に上達する速度が増すと思う。
自分が通っていた空手道場の師範も、「昔は技を観て盗んだとものだ、最近の子供は教えてもらってばっかで受け身になり弱くなった」と言っていた。
自分も上の人から教わる機会が多いが、確かに受け身になって主体性を失い、同じミスを繰り返している。
このままではどう考えても先輩達に追いつけるわけがない。
ここで重要になってくるのが、教わる事が多い環境下でいかにして能動的になれるかだ。
自分の場合は受け身になると系統的な思考が出来なくなり、応用が利かなくなる傾向にある。
教わったことを自分の中で噛み砕いて、イメージとして吸収することが大事だと思った。
明日は「ちょっと冷静になれば分かったな」と思わないような一日を過ごしたい。