目的意識を持った読書
昨日共有したブログ
(あっぶね!忘れてたわ! – Direct NOW! – Medium)
の筆者の他の記事を読んでいたところ、またまた面白いのがあった。
この記事によると、筆者は学生時代に圧倒的な量の本を読んでいたらしい。
ところが社会人になりその時の半分以下の読書量になったにも関わらず、本から受け取る情報量は格段に増したという。
その理由は、ずばり読書の質の違いだという。
社会人になってからは、自分の問題に対して必要な情報を得るために本を読む。
ロジカルシンキングが弱いって言われたら、ロジカルシンキングの本を読むし、それ関連の本も読む。
マーケティング力が弱いって言われたら、マーケティングの本を読むし、アイデアが出てこないってなれば、アイデアの出し方みたいな本を読む。
すると、だいたい答えは載っている。過去の人が何年もかけて積み上げてきた知識を使用させて頂く。それで、だいたいは解決するし、自分の身にもつきやすい。理解度も上がるし、なんと言っても忘れない。
時間がないからこそ今必要なものを吟味し、それだけに絞って読書する姿勢が功を奏すのではないか。
確かにビジネス本で得られる「後々役に立つのだろうなぁ」という程度の認識のものは実生活ではなかなか生かせないし、仮に実践したとしても表面的なもので終わってしまいがちである。
考えてみれば、「やった方が良いというのは分かっているが中々出来ないこと(社内コミュニケーション、悪い報告を早めにするなど)」が沢山あるのに、「役に立つと認識し頭の片隅に入れた程度のこと」が簡単に出来る訳がない。
昨日の記事ではないが、やろうと意識して苦しみながらも継続し、習慣化できて初めてものになるのだと思う。
そういえば以前積読した本でも、「レバレッジ・リーディング」という目的意識を持った読書の仕方が書かれていたのを思い出した。
これを読む際も、「読書を効率化してインプット量を増やしたい!」という目的意識を持って読んだ方が実りは多いのではないか。(目的意識を持って目的意識を持った読書の仕方を学ぶ…なんとも奇妙ではあるが、、、)