「Project Sopris」
IoTのセキュリティ性を高めるために、マイクロソフト社が「Project Sopris」というプロジェクトを進めているという。
これはIoTのマイクロコントローラーに搭載する、セキュリティ用のプロセッサーの開発プロジェクトである。
ここで面白いと思ったのが、ソフトウェアを分離するというスマホのアプリの概念を導入し、不具合が起きた場合にプロセスやデバイス全体をリセットをすることでセキュリティ性を高めるという点である。
記事には
ソフトウェアを分離しておくことで、特定の場所にあるバグや異常がシステム全体に波及しなくなり、個別に修正できるようになる。スマートフォンでひとつのアプリがクラッシュしても、スマートフォンそのものがシャットダウンしないのと同じようなことだ。
とあった。
技術的なことは詳しく分からないが、シンプルな概念であるのにセキュリティ対策に効果的だというに驚いた。
懸念点としては再起動の回数が多いと製品そのものが使いにくくなってしまうので、それをどれだけ抑えられるかだと思う。