AIを生かした耐性菌対策
以前インドのとある湖が、製薬会社の工場の排水による汚染で抗生物質の効かない凶悪な細菌の巣窟になった、というニュースをみた。
これからそのような有害な細菌が増えて大変なことになると思っていたが、未来はそれほど暗くないようだ。
AIを活用し、耐性菌に効果があるバクテリオファージを特定できるようだ。
バクテリオファージとは高校の生物の授業で習う、細菌に感染するクモのような形状のウィルスである。
記事によると、これは種類ごとに特定の細菌に感染して効力を発揮するため、その特定の細菌が何かを判定するのにAIを用いるそうだ。
このニュースで
・耐性菌への対策があったこと
・それが高校で習うウィルスによって可能だということ
・それにAIが寄与していたこと
に驚いた。
別の記事によると、アメリカでは抗生物質の代わりにこのバクテリオファージを用いて殺菌することもあるらしく、今後日本でも関わる機会は増えてきそうである。